現在、あるナイフ企画のために
いろんなナイフを集めている最中なんですが、
いままでとはちょっと違うスタイルの
ナイフをゲットいたしました。
カミラスのコンバットナイフです。
テレビのニュースなんかだと、
ナイフが悪用されるたびに聞くのは
「サバイバルナイフ」
って言葉ですよね。
で、このナイフ、
たぶんその言葉に対しては
かなりシックリくるタイプかな、
と感じるシロモノではあります。
んが、実際問題、
サバイバルナイフの定義なんてものは
ありませんから、
たとえ普通の包丁であっても、
人間の生存活動に使用すれば
それは立派なサバイバルナイフなんです。
とはいえ、
このカミラスの
「コンバットナイフ」
っていう名前も、
けっこう過激ではありますよね。
「戦闘ナイフ」
ですからね(笑)
最近ではその過激なイメージを避けるため、
「タクティカルナイフ」という
言葉にはなってますが、
いずれにせよ、
普通の人にとっては無縁のモノでしかありません。
なぜなら我々一般人は、
刃物を人様に向ける、
なんてコトは絶対にあり得ないワケですから。
本来、軍用ナイフというものは、
野外生活における
「万能ナイフ」
であることが最も重要です。
実際の戦闘に使う刃物は
たいていの場合、
ナイフじゃなくて銃剣ですからね。
つまり、
あらゆる身の回りの用事を
1本のナイフでまかなえる、
というのがこうした軍用ナイフの特徴でもあるワケで、
優れたコンバットナイフは
優れたユーティリティナイフでもある、
というコトなのです。
これも、
ボクが最近買ったナイフの中では、
ハンティングナイフとは
ちょっと違う1本ですね。
アラマー教官の心の師匠である、
故アルマー氏デザインの代表モデル、
「シリアタック」
であります。
少年時代、
グリンーベレーの紋章には
ワケも分からず憧れたもんです(笑)
洋式刃物でありながら、
我々黄色人種のココロを熱くかき立てるナイフ、
アルマー。
今でこそアジアンテイストの強い
ナイフもチラホラありますが、
30年前にコレがあったというのは
スゴいことだと思います。
それにしてもこのナイフ、
フォールディングのくせに刃厚が
なんと4mmもあるんですよ!
左のカミラスは3.2mmくらいですが、
それでもそうとう頑丈なハズです。
狩猟に使うかどうかはまだ分かりませんが、
今後いろんな野外活動で
活躍させてみようと思っているのであります!
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カミラスコンバットナイフ
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