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初夏のクレー射撃

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今日はホントに良いお天気でした。

 

こんな日にはいろんな日和がありましょうが、

ボクなんかはやっぱりアレですね、

ま、射撃日和になっちゃいますね。

 

超巨大な鳥居をくぐって向かう先は、

栃木県が誇る

最高に美しいクレー射撃場、

 

「古峰ヶ原(こぶがはら)射撃場」

 

なのです。

 

 

標高700mくらいの場所ですんで、

初夏の風はどこまでも涼しく、

ウソみたいな話ですが

クラブハウス内のエアコンは

暖房運転になってました。

 

 

 

バックストップがなく、

抜け感最高のトラップ射場。

 

 

芝生の手入れが最高レベルの

スキート射場。

 

 

今日は地元銃砲安全協会の射撃会だったんですが、

ボクはトラップもスキートも

あまり得意じゃないんで、

まあどっちをやってもいいワケです。

 

ならば人数の少ない種目の方をと、

昨年に続きスキートへ

エントリーいたしました。

 

 

実はですね、

ボクは鉄砲を所持して今年で21年目になるんですが、

スキートのジャパンルールを

今日やっと覚えることができたというのは

ここだけの話ですよ。

 

今までは必ず

前の射手をよーく見て、

クレーの出順をしっかり確認しないと

撃てなかったんですよね。

 

ぶっちゃけどうやって当てるかよりも、

次はどこからクレーが出るかを

考えるだけでせいいっぱい、

とゆー状況だったのです。

 

ナイショですがね(笑)

 

それがどうでしょう、

今日はルールをちゃんと覚えたことで、

もうひとりで撃てるもん、

とゆー自信に満ちておりました。

 

ま、それとスコアとは

直接なんの関係もありませんがね。

 

とほほ。

 

この古峰ヶ原射撃場は、

クラブハウスの書架にある蔵書が

また素晴らしいのです。

 

 

ストーガーの専門書なんて、

ボクはここではじめて見ました。

 

 

ウィンチェスターやレミントンなら

たくさん本がありますが、

よりによってストーガー!

 

ルガーの専門書でさえ、

最初に見たときは

さすがアメリカだあなんつって

驚いたもんですが、

ストーガーの本を買う人がいるなんて、

変銃好きのボクもビックリなのです。

 

と、ここまで書いてから、実はこの本、

実は銃の通販カタログ本のような物だという

ご指摘を頂きました。

 

うん、確かに中を見てみると、

ストーガーじゃない銃がたくさん出ていたんで

ヘンだなあとは思っていたんですが(笑)

 

でも、アメリカの専門書ってのは

信じられないくらい狭いスキマ本があるんで、

ストーガー本だあ、なんて

ちょっと早とちりしてしまったのです。

 

スイマセン〜!

 

本日の得物は

20番のブローニングオート5。

 

お疲れさまでした〜!

 


2回連続で食べたモノ

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先日、仕事の打ち合わせに行く途中、

東北自動車道上りの佐野S.A.で食べた朝ごはん。

 

 

朝ラーメンとしては、

やはりアッサリスタイルの

佐野ラーメンが最適なんですよね。

 

 

で、その日のお昼もラーメンでした。

 

2回目のラーメンは、

八王子で食べた八王子ラーメン。

 

 

醤油スープに

ちぢれていない細麺、

そしてタマネギのみじん切りが

どっさりなのです。

 

 

このお店は

無料でつぶし生ニンニクと

魚粉がいただけるので、

ボクは後半に魚粉をオーダー。

 

 

味に変化を持たせられて

美味しかったであります!

 

で、先日、近所のスーパーで

珍しくメジナが売ってまして、

しかも298円という激安だったんで迷わずゲット、

塩焼きにして食べたら

これがまあ最高級に美味しかったため、

翌日もう1回同じスーパーに行ってみたたところ、

最後の1尾がなんと20%オフだったんで

ふたたび迷わず2回目のメジナゲット!

 

 

海なし県人間としてはですね、

こういう丸のままのお魚を買って来て

食べるってのが

ちょとしたイベントだったりするんですが、

メジナなんてふだんあまり馴染みがないため、

このへんの中高年の人たちは

敬遠しがちなんではないかと思います。

 

だって、298円なんて激安なのに、

売れ残っちゃってるんですもんねえ。

 

多分、ボクの母親だったら、

「なにこの魚、黒くて気持ち悪い」

とか言って絶対に買わないと思うし(笑)

 

とほほ。

 

で、ウロコを取ってハラワタ出して、

包丁入れてから塩をふって

じっくりと焼きます。

 

 

ひゃーうまそう!

 

 

あ、向きが逆ですねゴメンなさい。

 

身が柔らかいもんで、

グリルから皿に移すだけで

けっこう難儀な作業でして。

 

肉厚であっさりジューシー、

身はホロホロで皮パリパリ。

 

 

たぶん、あのスーパーで

メジナを2回買って

2回塩焼きにしたのは

ボクだけなんじゃないかな。

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

チーフスペシャル磨きました

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48歳にもなって、

オモチャのピストルなんかを

一心不乱に磨いたりして

ホントごめんなさい。

 

でもね、

Jフレーム用の

実物グリップを2つも

持っているくせに、

それをつける拳銃がひとつもない、

というのはやっぱり

気持ちのバランスが良くないんですよね

ガンマニアとして。

 

先日、

上野アメ横に新しくオープンした

モデルガンショップ、

アンクル上野店で買って来た

コクサイM36チーフ。

 

 

ジャンク扱いで3千円でした。

 

メタルフィニッシュが

果てしなく色落ちしてしまって、

下地のニッケルメッキが

ほぼ露出しているという状態。

 

 

ならば完全に落としてしまえ

とゆーコトで、

ハイどーでしょうかこの仕上がりは!

 

 

本物のスタッググリップを装着すれば、

もうイキフンがグンバツです!

 

 

 

実はもうひとつ、

とっておきの

Jフレーム用グリップがあるんですが、

このモデルガンは

最初期型でインナーシャーシが別体のため、

肝心なとこに余計なプラスネジ頭が

露出しちゃって何もかもが台無しなんで、

コレはまたいつか違うチーフを入手した時まで

温存しておくことにしました。

 

本物のマザーオブパールですぜ〜!

 

 

やっぱなー、

コレに似合うモデルガンとなると、

コクサイでも金属製のやつじゃなきゃ

ダメかもなー。

 

ま、気長に探すといたしますハイ。

 

それにしても、

このリアルなメカニズムは

いつ見てもホレボレしますねえ。

 

 

このシャーシ別体のやつは、

フレームの薄い部分から

ポッキリ折れるという

ヒサンな事故が後を絶えないため、

メインスプリングを少し切り詰めました。

 

 

モデルガンを長持ちさせる、

ちょっとした秘訣ですね。

 

サイドプレートとヨークの裏側は

ご覧の通りメタルフィニッシュが

ほぼそのまま残っています。

 

 

もともとは全体的にこの色だった、

という事なんですが、

35年くらい前のモデルガンですから、

色落ちしただけで

ちゃんと動く状態だという事自体が

奇跡的なワケで。

 

5連発だぜハニー!(笑)

 

 

仙台で買ってきたコクサイM66は

クロームメッキなんで、

同じシルバーでも

色合いの違いがまた素敵なのであります!

 

 

 

 

 

 

 

夜の埼玉

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ボクがレッスン講師をしている教室は

埼玉県の羽生市にあるんですが、

仕事が終わるのが夜なんで、

帰宅途中にはこんな感じで

素敵なスポットが国道沿いに

浮かび上がったりするのです。

 

 

昔はコンビニなんて

そうあちこちになかったですからね。

こういうナイトスポット(?)が

若者たちのたまり場に

なってたりしたもんです。

 

 

 

この天ぷらそば&うどんの自販機、

かなり昔から存在してて、

不動状態のモノをたまに見かけますが、

ここのはちゃんと機能しているようです。

 

 

大好きだった「グーテンバーガー」

の自販機はありませんでしたが、

まだどっかにあるのかな

グーテンバーガー。

 

あれ美味しかったですよね〜。

って、知ってる人はどれくらい

いるんでしょうか?

 

カラービデオってのは

防犯カメラのコトでしょうねたぶん。

 

 

あえて引きで撮影しましたが、

外にはちゃんとこの自販機が。

最近見かけなくなりましたね〜!

 

 

これはココで買った物ではありませんが、

家で毎日飲むレモンハイの原料。

 

 

埼玉県羽生市産です。

 

 

こういうのも地酒って言うんですかねえ〜。

 

 

札幌から名寄、そして花巻へ

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今回の旅はちょっと長かったです。

 

オフシーズンに

1ケ月以上前から予約すると超激安の

茨城空港発スカイマーク札幌行便。

 

今回はなんとビックリ

6,600円でしたあ〜!

 

 

旅の行程上で

散弾銃を使う予定が2回あったんですが、

名寄の銃砲店さんに

前もって送っておいたので、

普通にカプセルホテルに泊まる事が出来たのです。

 

 

ここもかなり前から

じゃらん予約したおかげで1泊2,500円!

2泊で5,000円とゆー衝撃の低コスト。

 

けっこう色んな

カプセルに泊まった経験を持つボクですが、

ここカプセルイン札幌は

至れり尽くせりの素晴らしい宿でしたよ。

 

ロッカーはうっすい縦型のやつだけではなく、

お客の希望でボストンバッグが

余裕で入る通常のロッカーが選べます。

 

ボクみたいなビンボー旅行者にとっては

ありがたいサービスなのです。

 

 

通常価格は1泊2,700だそうなんですが、

それでも安いですよねえ。

 

で、さらに朝食まで付いてんですから

こりゃたまげるってモンです。

 

 

すき家、マクドナルド、

ミスタードーナッツなどから

好きなお店を選んで、

フロントで朝食券をもらって

食べに行くというスタイル。

 

 

さてさて、

最初の晩は待望のひとり飲み〜!

 

 

トランペッター時代から考えると

札幌にはおそらく20回以上

来ていると思うんですが、

ひとりで飲む

という経験ははじめてだったんで、

実に楽しかったですハイ。

 

 

活ほっき貝なんて、

ヒモから貝柱から

ぜんぶいっしょくたの豪快スタイル。

 

 

カウンターに

これだけ多種の包丁が

あるお店ですから、

何を食べても絶対美味しいに違いない!

 

 

飛行機代とホテル代を節約したぶん、

こういうとこで贅沢しなきゃ

何の意味もありませんからねえ。

 

ふふふ。

 

 

観光客が行かない

居酒屋を探して行ってみたんですが、

ココは大正解でした。

 

瓶ビール1本と

レモンサワー2杯、

新鮮な魚と貝とカニを食べて

それでも5,000円ちょっと。

 

オフシーズンの札幌カプセルホテルの旅、

コレちょっとクセになりそうですマジで。

 

 

日中は色々と行くところが

あったりするので外出です。

 

さすが北海道、

すすきのには道産子が

馬車を引いてました。

 

 

小宮銃砲店。

 

うん、キレイで広いお店でしたよ。

 

 

お昼はやっぱし

ラーメンでしょう。

 

札幌市内には当然のように

ラーメン屋さんがたくさんありますが、

もう今ではニューウェーブ系の

お店ばかりになってしまっていて、

ホントのサッポロラーメンを出すお店は

激減しているのが現状なんですが、

そんな中でもここ「大公」は

古き良き時代のサッポロラーメンが食べられる

貴重なお店なのです。

 

 

これよコレ!

 

お麩とナルト、

ゆで卵にホウレン草、

ノリ、メンマ、チャーシューとゆー、

純正サッポロラーメンの布陣が

一堂に会しております。

 

 

黒くて濃くて甘めの醤油スープに、

太くて黄色い縮れ麺。

 

これぞ正統のサッポロラーメン!

 

 

ごちそうさまでした!

 

夜は30年来(!)の友人、

マンボ氏と合流。

 

思えば30年前、

ボクは映像作家、

彼はファッションデザイナーを

目指して上京し、

京王線東府中の寮に入って以来の

お付き合いです。

 

また会いましょう!

 

 

旅の後半はお仕事モードへと切り替えて、

名寄の道北射撃場へ。

 

 

何とも美しい景色の素晴らしい射撃場でしたが、

詳細は次号ガンズ&シューティング誌上にて

報告させて頂きたいと思います。

 

 

射撃場でジンギスカンを頂いている最中、

箸を持つ手に蝶が止まってしまい、

食べ進める事が出来なくなってしまった

優しい編集マンの西尾氏。

 

 

 

おつかれさまです(笑)

 

名寄での取材を終え、

陸路にて岩手県は花巻へ移動。

 

エアソフトガンメーカー、

KTWの和智さんたちと

カラスの有害捕獲に参加しました。

 

 

 

あ、もちろんボクの銃は

いちばん左のヤツですよ(笑)

 

夜はドジョウの柳川鍋に舌鼓。

 

 

心なしかドジョウさんたちが

グッタリしているようにも

見えますが(笑)

実に美味しい鍋でありました。

 

 

すごかったのは

お昼に頂いた

「わんこ蕎麦セット」

 

 

右のお盆に乗っている

フタ付きのお椀も蕎麦でして、

蕎麦のお膳にさらにわんこ蕎麦が

12杯ついて来るとゆー

衝撃のセット物!

 

 

いやー、

飲んで撃って食べて、

今回も素晴らしく充実した

取材行脚となりましたよ〜。

 

お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

 

人生5挺目の空気銃で5位

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ボクは27歳ではじめて

猟銃の所持許可を取得したんですが、

これまで空気銃は

 

ファインベルクバウM601 4.5mm

シャープエースハンター 4.5mm

エアーアームスS410 5.5mm

エアーアームスプロスポート 5.5mm

 

の4挺を使って来ました。

 

最初のバウの時なんて、

ちゃんと日ラと東ラに入って

区民センターで練習してたんですよ。

 

銃に関しては、

本物、オモチャ、競技、狩猟と、

なんでもかんでも広く浅あーく

やって来たボクですので、

結果的にその経験が今になって

もんのすごく役に立っているのです。

 

ま、何の世界でも、

やれる事はやれるうちに

ひと通りやっておくというのはイイ事だと

確信しているワタクシ。

 

で、そんな紆余曲折マン

5挺目の空気銃がコレ。

 

FXトルネードT5です。

 

 

上の銃ですね。

 

下はエアーアームスプロスポートで、

この2挺の空気銃を活用しながら

鳥猟と有害鳥捕獲をやるというワケです。

 

トルネードはサイクロンの

廉価版という位置づけですが、

最新型のT5では待望の5連発になり、

高性能(だとメーカーが言っている)

スムースツイストバレルが採用されています。

 

最高出力が27ft/blsだという事と、

本体に残圧メーターがないという事を

ちゃんと理解して使えば、

ある意味

 

「ちょうど良い」

空気銃なんではないかなと

ボクは思うのです。

 

許可下りての初撃ちが

無謀にもいきなりタシギ杯(射撃大会)

というのが、

我ながら場当たり感満載です。

 

んが!

 

31名中5位という、

上から数えた方が早い順位には

かろうじておさまることができました。

 

なんせスコープなんか

ぜーんぜん合ってなかったんで、

ゼロインしながら撃ってたら

射撃姿勢の順序を間違えちゃったりして

かなり大慌てでの射撃だったこともあり、

間違いなく不本意ではあるんですが、

ま、それもまた実力なのです。

 

 

おつかれさまでした〜!

 

 

 

日々モロモロ

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ちょっと前のコトですが、

ボクの母校、

作新学院の野球部が

甲子園への切符を手にしたようでして。

 

おめでとうございます!

 

 

ボクは高校生の頃、

とにかくブラバンの日々でしたから、

真夏の野球応援はホントに

熱い思い出なのです。

 

あれから30年が過ぎ、

ボクは大人のハンター&シューターが集う

「門仲会」

とゆー会合で飲酒したり、

 

 

40年前(!)に作られた

ピストルのプラモデルを

組み立てたり、

(仕事なんですケドね)

 

 

日々、ラーメンを食べて

過ごしたりしています。

 

 

これはモデルガンイベントを

取材した帰りに発見した、

埼玉県行田市の

丸信ラーメン。

 

 

この丸信ラーメン、

昔は宇都宮にもあったんですが、

ビジュアルがおんなじ感じだったんで、

もしかすると超限定地域フランチャイズ

なのかもしれません。

 

 

こっちは

千葉県東金市の

小幡銃砲店さんに行った帰りに発見。

 

 

某誌編集部のN尾エディターが

泣いて喜びそうな、

それはカンペキな

千葉竹岡式ラーメンでした。

 

 

 

翌日は山梨県都留市で取材だったんで、

栃木県まで帰るという

無謀なコトはせず、

八王子に移動して一泊。

 

先月に行った北海道以来の

ひとり飲みです。

 

 

ココの名物らしいマグロぶつですが、

深さのある器の底の方にも、

現に見えている部分と同じ量の

マグロが埋蔵されておりまして、

ゆうに2人前はあろうかという

素晴らしさ。

 

 

マグロでけっこう

お腹いっぱいになっちゃったんで、

鳥唐揚げはハーフサイズというのを頼みました。

 

 

つまりフルサイズなら堂々の6個、

とゆーコトなんでしょうね。

 

生ビール2杯飲んで

1800円ちょっと。

 

八王子って、

学生向けのチェーン居酒屋

ばっかりだと思ってましたから、

これは嬉しい誤算であります。

 

お疲れさまでした!

 

 

 

たまには海もイイもので

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今年はなぜだか

とにかくもう千葉での取材が多くって、

東京湾アクアラインを何度往復したか

分からないほどなのです。

 

で、先日はロケの前乗りで鴨川へ。

 

 

海なし県に生まれ育ったボクですが、

真夏の海の家で缶ビールを飲むってのは

やっぱりイイものですねえ。

 

 

夜はもちろん稲垣監督のお店へ。

 

 

今村昌平監督の「楢山節考」以降、

全作品で美術監督をつとめられ、

テレビドラマではトリックシリーズ

全作品の美術を担当、

日本アカデミー賞優秀美術賞なんかも

受賞されているとゆー、

それはスゴいお方なんですが、

焼鳥のウデがまたお世辞抜きで素晴らしいのです。

 

 

実はボク、

稲垣監督の出身専門学校の

直接の後輩に当たるんですが、

なんせ中退なもんですからねえ。

 

ははは。

 

そんな中途半端に

フシギなご縁を感じつつ、

千葉で捕れた鯨のお刺身を

頂きました。

 

 

焼酎のボトルを入れましたんで、

シューター&ハンターの方は

飲んで頂いて結構ですよ〜!

 

 

まだあと半分残ってます。

なくなったらまた入れて下さいね。

 

 

翌日はオーシャンビューが素晴らしい金谷射撃場へ。

 

 

ロケ終了後、

ゲートをくぐろうとすると

何やら2羽の鳥が。

 

ん?キジとヤマドリ〜?

 

 

なんとコレ、

場長手作りの木彫りなんですよ〜!

 

 

 

お疲れさまでしたー!

 

 

 


診断書とレバー定食

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サバゲ方面の知人から、

日光市にレバー(レバニラ)定食の

すっごい美味しい店がある、

とゆー話は聞いていました。

 

ボクがいつも

銃の許可や更新に必要な

診断書を取りに行く病院の

すぐ近くだというんで、

これはいつか絶対に行かねば!

とずっと思っていたのです。

 

これは診断書をお願いした際に

病院の受付でもらう受付表。

 

 

(猟銃)って書いてあるのが

ちょっと面白いですねえ。

 

病院の先生には、

 

「あれ、こないだ来たばっかりじゃないの?」

 

なんて言われたりするんですが、

銃の申請したり

レバニラ食べたりするためなら、

何回来てもボクは

まったく苦になりませんですハイ(笑)

 

で、これがそのお店、

「中国料理 香楽」

さんです。

 

レンガの壁がシブいですね〜!

 

 

じゃじゃーん!

 

これが話題の「レバー定食」です!

 

 

かなり入念に下処理をしたと思われる

豚レバーを薄く短冊状に切り、

そこにフリッター状のコロモをつけてカラッと揚げ、

大量のニンニクと秘伝の醤油ダレで炒めて、

最後にニラをパラパラと投入した、

といった感じのひと皿です。

 

 

これがですね、

今みなさんが想像しているお味の

少なくとも2段階は上回る美味しさでしたよ。

 

よく、

「レバーが苦手な人でも食べられる」

なんて表現で語られるコトの多い

レバー料理ですが、

コレはですね、

もうそんなモンじゃないです

ハッキリ言って。

 

むしろ、

「レバーの苦手な人が大好きになる」

と言っても過言ではないほどの

美味しさなのです。

 

また量がかなり多くってですね、

レバーのみふた口食べて、

次のひと口をご飯といっしょに食べて、

というような食べ方じゃないと

後半でご飯が確実に足らなくなる感じ。

 

いや、ご飯がしてすでに

結構な盛りなんで、

おかずに合わせて大盛りなんか

頼んでいたらボクはたぶん

完食出来なかったと思います。

 

だいたい、

付属の玉子スープも

ご飯と同じサイズの

ドンブリですから、

全体的なボリュームは

かなりのものですよ。

 

いやー、コレ、

ご飯なしでビールだったら

もう悶絶してたかもしんない。

 

麺類はもちろん、

大量のメニューがあるお店でしたが、

この「キャ別定食」

ってのも気になりますねえ。

 

 

ここでお昼を食べるために、

ボクは今後も勢力的に

銃の申請をしょうと思います。

 

ごちそうさまでした〜!

 

 

 

オールドバック110フォールデイングハンター

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もうとにかく今は

ガンズ&シューティングVol.12の

入稿作業でかなりヘトヘトな状態なワケですが、

そんな中、ボクにとって最近のちょっとした癒しモノはコレ。

 

 

オールドバックの

110フォールデイングハンターです。

 

1972年頃製造の、

いわゆる3rdモデルと言われる

タイプです。

 

かなり酷使されているようで、

研ぎ減りもスゴいんですが、

そもそもブレードのシェイプが

現行品とはかなり違いますね。

 

 

なんかやっぱりちよっと

古くさいデザインですが、

そこがビンテージの魅力なのです〜。

 

右は1991年製造の物ですが、

ブレードだけではなく

ハンドルのカーブやボルスターの形状、

なにより、

ハンドルを止めるピンが

細いやつ2本だけってとこが3rdの特徴で、

文字通り「2ピンモデル」

なんて言われたりしているのです。

 

 

 

どちらもハンドルは黒檀ですが、

現行モデルではウッドマイカルタに

なっちゃってます。

 

ま、その方が

水に強くてイイんですけどね。

 

右のシースもけっこう古くて

しかも片縫いタイプの珍しい

シースなんですが、

やっぱし左の方が

ビンテージバックのシース、

って感じがしますねえ。

 

 

ドットボタンの刻印。

 

 

ビンテージの方がシンプルですね。

 

 

ちなみにこれは、

現行品のシース。

 

 

なんかこう、

全体的に落ち着いた感じになって、

ボクなんかはコレだと面白みに欠けると

思っちゃうんですが、

革が厚くしっかりとした物が使われているんで、

ナイフの保護という観点からは

絶対にこの現行品の方がイイです。

 

ビンテージではありますが、

コレクション品ではなく

完全に実用ハンター向けコンディションなんで、

猟期になったらぜひこいつで

鹿なんかをザクザク切ってみたいと

思っているのです〜!

 

 

 

 

 

ライフルスコープに赤いマニキュア

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狩猟生活Vol.2がもうすぐ発売になり、

今ボクはガンズ&シューティングVol.12の発売に向けて

まだいくつかの校正作業が残ってはいるんですが、

個人的にはほとんどの入稿を終えて、

とりあえずホッとひと息といった状況です。

 

そんな中、先日行った空気銃取材のときに、

ボクはもう早々と狩猟用のスコープに取り替えて

再ゼロインまで済ませちゃいました。

 

ちなみにコレ、

昨猟期からプレチャージ空気銃用に

採用したスコープなんですが、

アメリカはカベラスのオリジナルブランド、

「アラスカンガイド」シリーズの2-7×33。

 

 

ものすごく名前がカッコいいですが、

残念ながらアラスカのハンティングガイドさんは

絶対に使わないと思います(笑)

 

なんつっても

ヤフオクで新品が6500円ですからね。

でも、信頼の日本製なんで、

しばらくは酷使しても大丈夫なハズ。

たぶん。

 

ま、アラスカでグリズリーベアを撃つとかじゃなくって、

近所の河原でカモなんかを撃つだけですんで、

ボクにはコレでじゅうぶんなのです。

 

 

しかも、レティクルが少々変わってまして、

こんな感じ。

 

もちろん、

実際はこんなにひしゃげてないですが、

コレってありそうでなかなかない形ですし、

結構使いやすそうでしょ。

 

光学性能はですね、

ツァイスなんかの後にコレを覗くと、

「あちゃー」って感じではあるんですが、

ま、そんなの当たり前ですし、

なんでもかんでも最高級品で揃えまくるというのは

ボクはあまり好きじゃないのです。

 

いやホントですよ。

負け惜しみじゃありませんよ(笑)

 

ともあれ、

昨猟期に使ってみて、

唯一困った点がココでした。

 

 

ベージュ系のカモフラ色の上に、

倍率表示が金色の文字だもんで、

とっさに倍率を変える際

ぜんぜん見えなくて、

あれ?あれ?ってなっちゃうのです。

 

そこで登場!

 

ダイソーの

エナメルマニキュアです。

 

 

文字にオレンジ色を入れると、

かなり見やすくなりました。

 

 

今年の6月に所持許可の下りた

FXトルネードT5には、

初出動がタシギ杯(射撃大会)だったこともあり、

お気に入りのシャーストーン6.5-20×44を

載せてたんですが、

 

 

今年はもう野外で撃つだけですんで、

アラスカンガイドに載せ替えて、

ゼロインして来たとゆーワケなのです。

 

 

秋のカラスカルガモキジバト駆除で

初の実戦投入をしてみたいと

思っているのです!

 

ビアンキ♯7とロディのホルスター

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またまた拳銃ホルスターのお話で恐縮です。

 

こんなボクでも色々な方々から、

「ブログ見てますよー」

なんて言われたりもするんですが、

国内でもたぶん10人くらいしか

興味がないだろうと思われる、

古い拳銃ホルスターの話をさせて頂くたびに、

なんだか申し訳ないな〜、

と思うことしきりなのですが…。

 

先日、やっとこの2つが揃いました!

 

 

右がビアンキ♯7シャドウ、

左は大阪やまもとのロディです。

 

ビアンキの本物は持ってたんですが、

ニセモノである(笑)

ロディーの方がなかなか

手に入らなくって、

けっこう時間がかかりました。

 

やっぱり、ボクの中では2つ揃って

やっとコンプリートですからね。

 

 

 

ロディはですね、

ボク、中学生の頃に持ってたんですよ。

当時、国産でもこんなにスゴい

ホルスターが出たってんでかなり話題になって、

お小遣いためて買って、

喜び勇んでMGCのガバを入れようとしたら

コレがキツくて固くてぜんぜん入らない!

 

なんとか頑張って入れても、

ホルスターから抜くたびに

スライド先端が削られていくとゆー

憂き目に合いまして、

感慨深い思い出のあるホルスターなのです。

 

 

聞くところによれば、

オート用はまだいい方で、

リボルバーなんか

ムリヤリ入れて抜いたとたんに

銃身がポッキリ折れて

ホルスターの中に残った、

なんて悲惨な話もあったようです。

 

当時、いたいけな少年だったボクは、

コレが本物のホルスターの固さなんだな、

なんつって妙に納得しちゃってましたが、

まあ考えてみたらとんでもない話で、

本物のビアンキはちゃんとしなやかな革で

出来てるって事を知りましたですよ

35年後の今になって(笑)

 

ははは。

 

 

シャドウ、って名前ですが、

やまもとロディの方が

シャドウ(銃の影)は

ちゃんと出てるんですよね〜。

 

ともあれ、

もうホルスターの収納箱がパンパンで、

フタが閉まりきらなくなりつつある今日この頃。

 

 

箱をもうひとつ買うべきか

悩んでますが、

箱買っちゃったら

またホルスターばっかりどんどん増えて行くのは

目に見えてますんで、
どーするか現在思案中なのです。
 

 

HK940 ローラーロッキングのお話 その1

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まあただでさえ

ボクのブログは何を言ってんだかよく分かんない、

とゆー方が多いとは思うんですが、

今回は銃のお話でも

ちょっとまた突っ込み気味の内容ですんで、

あまり興味のない方は

かるーく飛ばし読みしてくださいませ(笑)

 

で、ボクのお気に入りのオートマチックライフル、

ヘッケラー&コッホのHK940なんですが、

先日、銃砲店でストックの加工をするべく

ストックだけを外して持って行くため、

久しぶりに通常分解をしました。

 

 

スコープも外しましたが、

このH&K純正マウントベースは

ワンタッチで取り外しできるくせに

すんごく精度が高いんで、

また戻してもたぶんほぼ着弾点は

変わらないのです。

 

 

スコープはツァイスディアバリ

1.5-4.5×18なんですが、

コレ最高ですホント。

もう大好きこのスコープ。

 

ま、スコープの話はまたの機会に

させて頂くとして。

 

この銃、

とにかく異様なほどに

各部がこだわり抜いた作りになってまして、

よく考えるとそのこだわりが

若干的外れなのでは?

とか思っちゃうほどなのです。

 

このへんまでは、

銃としての基本性能に

かかわって来る部分ですから、

ある程度こだわるのは嬉しいかな、

といった感じのフロントサイト。

 

 

手前のイモネジで上下調整するんですが、

サイトブレードにスプリングが仕込んであって、

ネジを閉めれば下がり、

ゆるめれば上がるという

最近の銃にはまず見られない作り。

 

それよりも注目はですね、

サイトブレードの手前(射手側)が

コの字型になってるの分かりますでしょか?

 

逆光でも順光でも、

フロントサイトが黒くハッキリ角が立って見えるように、

わざわざ削り込んであるんですよコレ。

 

さらにスゴいのがリアサイトで、

可倒式なのはまあいいんですが、

 

 

起こしても

射手側にすこーし傾いたところで

止まるとゆー徹底ぶり。

 

 

もちろんコレも、

光線の状況にかかわらず

サイトピクチャーが

ハッキリ見えるように、

とのデザインコンセプトなんですね。

 

ポコンと取り外せる

トリガーユニット。

 

 

これ、ハンマーですが

うっすいですよね〜。

 

 

コイル式のハンマースプリングが2本、

ハンマーの両側面に設置してあるというデザイン。

 

普通はトーションスプリング1本で

間に合う部分でして、

実際、たいていのオートマチックライフルは

そうなってるんですが、

このへんからもうすでに

こだわりのH&K臭がプンプンです(笑)

 

ストック下側、

トリガーガードを

取り付ける部分ですが、

高級カスタムライフルばりの

ピラーベディングなので、

アクションボルトの通る穴には

金属製のピラーがあります。

 

 

で、ストックとトリガーガードの

間に謎のプレートが入るんですが、

そもそもこんな余計なパーツ入れなくたって、

ストックとトリガーガードを

直接連結しちゃえばいいんじゃないかと思うんです。

 

事実、世の中のほとんどの

ライフルはそうなってますし。

 

しかも、そのパーツが

なぜか微妙にナナメで前後非対称の形状なんで、

前後を間違えると組み立てられない

という意味不明っぷり。

 

 

こんなの、

前後対称の形にした方が

組み立てやすいと思うんですが、

やっぱそこがH&K流(笑)

 

またあらためてお話させて頂きますが、

このライフルはローラーロッキングという

少々変わった作動方式なんで、

オートマチックのくせに

ボルトアクションみたく

銃身の下に余計なパーツが何もない、

というのが最大のウリなのです。

 

 

リコイルラグがあって、

このへんのデザインは

確かにボルトアクションと

おんなじですね。

 

 

ローラーロッキングにすると、

銃身に作動機構のパーツを連結する必要がなく、

つまり不特定な振動を起こさないから

命中精度が高い、

というのがこのライフルのコンセプトなんですが、

そのへんについてはまた次回に…。

 

 

 

HK940 ローラーロッキングのお話 その2

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前回に引き続き

HK940オートマチックライフルなんですが、

肝心なローラーロッキングの

お話をする前に、

このライフルの全パーツの中で

もっとも複雑な構造だと思われる部分をお見せいたします。

 

 

なんかパッと見ただけでも、

そーとーに細かいパーツの集合体っぽいな、

ということが容易に想像できる感じですよね。

 

なんだか分かりますでしょうか。

チャージングハンドル、

つまり装填レバーなんですよコレ。

 

ようは薬室に弾を送り込む際に

ボルトを引くための「取手」ですね。

 

だから本来はこんなに複雑な構造にする

必要なんかなくて、

てゆーかもっとシンプルな方が絶対にイイんで、

ボルトと一体型の銃も多い

という部分なのです。

 

ああそれなのに、

ボルと別体型のしかも

ご丁寧に折りたたみ式と来たもんだ!

 

ま、G3ライフルなんかもコレですから、

そうそう壊れることはないんでしょうが、

この複雑な感じ、

操作するたびにボクはビビりますハイ。

 

次回お見せいたしますが、

肝心要のロッキング機構が

拍子抜けするほどシンプルなんで、

そのぶん他のどうでもイイ部分を

メッチャ複雑にしてみました、

というH&Kエンジニアの

声が聞こえてくるようです。

 

で、これは機関部の内側なんですが、

またまたヘンテコなデザインの

エジェクターが見えます。

 

 

細長い棒みたいなパーツですね。

 

シーソー式ってやつでしょうが、

なんかもっとシンプルに

出来なかったのかなとか

見るたびに毎回思います。

 

ま、出来なかったんでしょうけどね。

H&Kですから(笑)

 

そのエジェクタースプリングを

固定してるピンの入り方が

またスンゴいの。

 

 

外側から見たところ。

 

 

しばらくこの2枚の写真を見比べて頂ければ、

どんな構造で止まってるか

お分かりになるかと思うんですが、

もっと普通の止め方は出来なかったのか?

って思いますよねふつう。

 

ガンスミスでも、

ここを分解すんのは

イヤだと思いますよ。

 

さすが、ガンスミス泣かせのH&K(笑)

 

機関部の裏側を見るとこんな感じ。

 

 

ライフルの機関部とは思えないほど

すっごく四角いですよねえ。

 

そのおかげでこれだけ広い

ベディングエリアが取れる、

だから命中精度が高いよ、

ってのがH&Kの言い分らしいです。

 

 

でも、この話、

ボクは違うと思うのです。

 

機関部がこんだけ四角いのは

ベディングエリアを確保するためではなくて、

それはあくまでも二次的な結果であって、

これにはまったく別の理由があると思うのです。

 

で、それがつまり、

ローラーロッキングというメカニズムに

すべてがつながって行くワケなんですが、

そのお話はまた次回…。

 

 

HK940 ローラーロッキングのお話 その3

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さてさて、

今回はいよいよローラーロッキングの

本質に迫ってみたいと思いますが、

これまでも専門誌では

タークさんや床井さんなどの

素晴らしい先輩ライター方によって、

何度もメカニズムの解説がされて来ました。

 

そもそも、

ボク自身が少年時代に

そういったレポートを読んで、

「ホンモノはスゴいなあ〜!」

なんつって感動してたクチですからね(笑)

 

でも今のボクは、

実用品として銃に接する

生活をしておりますんで、

そういった視点で見たローラーロッキングとは

いかほどのモノなのか?

とゆーお話を、

このきわめて私的な

ブログで書いているワケなのです。

 

で、これがそのローラーロッキングの心臓部、

ボルトヘッドとローラーです。

 

 

ボルトヘッドの左右両側面に設置された

2個のローラーを制御するパーツがこれ、

ロッキングピースです。

 

 

.308も.30-06も共用なんですね。

 

このパーツが写真のように横を向いているときに

ローラーが押し出されてボルトヘッドからはみ出し、

縦になるとローラーが引っ込むという仕組み。

 

このパーツの厚みというか

かさばり加減というか、

存在感みたいなのを

よーく見といてくださいね。

後半でコレがけっこう

カギになって来ますんで。

 

で、これは撃針とばね。

 

 

ボクはこの撃針を見るたびに、

こんなに細かく何段にも

削り込む必要があるだんろうか、

もっとふつーの丸棒でもいいんじゃなかろうか、

という思いがこみ上げて来るのを

抑えることが出来ません。

 

なんとゆーか、

こういうところからも

H&K感がグイグイ来てますねえ。

 

たぶんコレ、

部分ごとに焼き入れとかも

変えてあるんじゃないですかねきっと。

とにかく、折れないでいてくれるコトを

祈るばかりです(笑)

 

ちなみに、ボルト内に収納されている

パーツはこれでほぼ全部です。

 

少年時代、

ローラーロッキングってのは

もっと複雑なモノだと思ってたんですが、

実物は拍子抜けするほどに

シンプルだったんですよねえ。

 

ボルトヘッドから

左右にローラーが出っ張った状態。

 

 

さて、ここからが本題なんですが、

このボルト、ローラーが出っ張った状態だと、

幅がなんと28mm以上もあるんですよ!

 

 

これはですね、

超ゴツいと言われている

スタームルガーM77 

.300ウィンマグナムのボルトよりも

なんと5mm以上も太いのです!

 

 

HK940のボルトは、

ローラーが引っ込んだ状態でさえ

22mm以上もあります。

 

 

これは、キンバー84M 

.308ウィンのボルトの、

ロッキグラグを含めた幅より

なんと3mm近くも太い!

 

 

ま、キンバーのボルトは

普通の.308よりかなり細いんですが、

それにしても、

 

「ローラーロッキングのボルトはかさばる」

 

ということがお分かり頂けたかと思います。

 

これはつまり、

ボルトが下がって来る段階で

左右に出っ張るローラーを

引っ込めて収納しなきゃならないんですが、

そのボルト内部には前述のロッキングピースがあるため、

その幅分はどうしても太くならざるを得ないんだと思います。

 

そんなワケで、

その太いボルトがレシプロする

機関部もこんだけ幅広になってしまうと。

 

 

ベディングエリアが広く取れるのは

嬉しいけども、

それって結果論じゃね?

というのがボクの持論なのです。

 

たぶんこれでも

耐久性とのバランスを考えながら

限界まで薄く作ったんだとは思いますが、

それでも35.5mm。

 

 

そこにカバーがかぶさると

実に41.2mm!

 

 

ルガーの.300マグでさえ、

機関部の厚みは33.2mmほどですから、

HK940がいかに

ブ厚いライフルかということなのです。

 

 

史上最強ならぬ、

史上最厚!

 

なのですねよえ。

 

ローラーロッキングなどどいう

いかにもロックしてそうな名前ではありますが、

実際にはどこもロックしておらず、

単なるディレードブローバックなので、

ライフル弾の強力なガス圧を

完全には抑え込めません。

 

なので、

ライフリングをポリゴナルという

フワッとしたやつにして、

こっそりとガスを逃がしちゃおう、

とゆー姑息な工夫をしているのも

この銃の特徴です。

 

これは、

普通のライフルの銃身内部に

ほどこされているライフリングで、

エンフィールド型といって

なるべく発射ガスを逃がさず、

弾頭がガッチリ食い込むようになっています。

 

 

こっちは

H&Kのポリゴナルライフリング。

 

 

普通は火薬のパワーをムダにしたくない、

と考えるはずですが、

H&Kの場合、この柔らかいライフリングで

なるべく弾頭を食い込ませないようにして、

発射ガスをすこーしずつ

前方へ逃がしたかったんだと思います。

 

「命中精度を高めるためポリゴナルライフリングにした」

 

とメーカーは言っていましたが、

ボクは絶対ウソだと思っています(笑)

 

それでも薬室の圧力が下がる前に

ボルトが後退してしまうんで、

膨らんで張り付いた薬莢を浮かせるため

薬室内に切られたフルート(溝)

 

 

これがないと薬莢がちぎれてしまいますからね。

つまりこのライフル、

撃った瞬間、前にも後ろにも

発射ガスがダダ漏れというすさまじい構造なのです。

 

おかげでボルト全体がどんどん

エロージョン(焼損)していきます。

 

 

普通のライフルだったら

こんなになりっこないですよねえ。

 

発射ガスダダ漏れにしても

凄まじい勢いでボルトが後退して来るため、

機関部にはゴムのバッファーが入ってます。

 

 

もうほとんどMGCのモデルガンですよコレ(笑)

 

H&K名物、

フルートでデコボコになっちゃった

空薬莢は再使用ができません。

 

 

結論。

 

HK940はローラーロッキングという構造のため、

とーってもブ厚くかさばり重くなってしまったが、

命中精度はそこそこ高く、

ガンマニアをワクワクさせるライフルである。

 

とゆーワケで、

ボクはとっても気に入っているのですハイ。

 

ははは。

 

 

 

 

 


狩猟生活を配達した帰りにナイフをもらう

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先日、発売となりました狩猟生活Vol.2。

 

ボクが取材させて頂いた87歳の罠猟師の方と、

その猟友会の地区長さんから

お電話を頂きまして、

ふたりで合計15冊欲しいから送ってくれとの事。

 

出版社から請求書入れて送ってもらってくれ、

みたいな事も言われましたが、

出版社は本の小売とかしませんし(笑)

 

本を買うのは本屋さんで注文していただくか、

Amazonで買って頂ければ済む話なんですが、

なかなか本屋さんに行く機会もないでしょうし、

Amazonなんてのは彼らからすれば

完全に異次元の世界ですからねえ。

 

ま、こういう場合、

ボクが本屋で買って

持って行くのがいちばんなワケですよ。

 

いちばんたくさん在庫があった書店で8冊。

まだ7冊足りません(笑)

 

 

この後、

3軒の書店をまわって

2〜3冊ずつ買ってやっと15冊集め、

その方のお宅に持って行きました。

 

企画から制作、

そして配達までこなすライターなんて、

たぶんボクだけなんではないかという

屈折した自負。

 

ははは。

 

でもですね、

このお仕事は現場取材が全てですから、

こういう雑多な業務(?)を

もれなくこなしてこそ、

ハンターの皆さんから

こころよくご協力が頂けるんだと

ボクは常々思っているのです。

 

件のベテラン猟師の方にも

とても喜んで頂きましたし、

苦労して取材した甲斐がありました。

 

で、その帰り道、

ボクが所属する猟友会の

班長さんのお宅へ寄って、

今期の狩猟者登録手続きをして来ました。

 

その方はたくさんナイフを持ってまして、

中でもガーバーFS2がいちばん使いやすいと言って、

最近、岡山の江口銃砲店さんからデッドストックを1本、

予備にするために取り寄せたりしてる人なのです。

 

「おおー、たくさんナイフ持ってますね〜」

って言ったら、

「小堀さんほどじゃないですよ〜」

 

とか言われちゃいました。

 

で、コレとコレ持って行きな、

とか言って、

はいよとボクに2本もナイフを手渡す始末。

 

言っておきますが、

ちょうだいとかくれとか、

ひとことだって言ってませんよホントですよ。

 

でもまあせっかくなんで

ありがたく頂戴することにして、

ガムテープでぐるぐる巻きにして

持って帰りました。

 

 

「自宅へ持ち帰る途中」

 

という正当な理由があっても、やはり

 

「即座に使用出来ない」

 

状態にしておくのは大切なことです。

ま、伊達に3回も職務質問受けてませんからね。

 

中身はこんなの。

 

 

その班長さんいわく、

 

「小堀クンはわな免許取ったんだからこうゆーやつ持ってないと」

 

ってことでこの2本をチョイスして

ボクに下さったようなんですが、

それにしてもコレ、

ちょっとスゴくないですか。

 

 

和式打ち刃物の

腹皮裂きナイフだそうです。

 

 

こっちはオールドゾーリンゲン。

 

 

なんかもう、

海賊が持ってるやつみたいですよマジで。

 

 

バッファロースキナーっていう

モデル名のナイフなんですが、

たぶん、バッファローなんかを

解体するときに使うんでしょうねきっと(笑)

 

バッファローを解体するとき用に

取っておこうかと思いましたが、

それだといつ出番が来るか分からないので、

まずは罠の止め刺し用に

使ってみたいなー、

なんて思っているのです。

 

 

 

 

スミスクラシックワックスを塗ってみた

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先日、某銃砲店の社長さんに教えてもらって

ぜひ見つけて買おうと思ってたら、

なんのことはない、

ボクが講師をやってる

楽器店で売っていたとゆー

灯台モトクラシー磨きオイル、

スミスクラシックワックスポリッシュ。

 

 

店員さんいわく、

「売れ残って困ってたんですよ」

 

ははは。

 

ま、もしかしたらギタリストからは

あまり注目されていないのかもしれません。

 

でも能書きにはちゃんと

ガンストックオイルとして

って書いてあるんで、

ボクみたいなライフルマンには

うってつけなのです。

 

 

ウォールナットのガンストックに

指でぬりぬり。

 

 

ほのかに柑橘系(レモン)の香りがして、

あまりベトつかず、

こりゃあイイですね〜!

 

 

調子に乗って

銃やらナイフやら、

木の部分に片っぱしから

塗りこんでおります〜!

 

 

ラスト1本、

 

セブンスコード羽生イオンモール店にて

絶賛販売中であります!

 

 

 

 

 

猟友会の射撃会で再ゼロイン

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ガンズ&シューティングの企画で

付け替えていたスコープを外して

元のスコープに戻し、

そのまま放置してあったんで、

先日行った猟友会の射撃会で

再ゼロインしました。

 

この猟友会はとにかくライフルマンが多いので、

毎回行くたびに色んなライフルが見られて

個人的にとっても楽しいのです。

 

 

最近は気合いの入っている方だと

みなさんマーチですね。

 

 

古いボシュロムのスコープを見つけました。

対物ベルが思いっきりヘコんでます(笑)

 

 

同型であるこの時代の

ブッシュネルもそうなんですが、

対物ベルのフチがブ厚くて丈夫なんで、

こういうふにぶっつけても

ヘッチャラなんですよね〜。

 

オールドサコーL691。

 

 

若き日のウッディ小林さんも

憧れていたという、

ヨーロピアンハンティグライフルの名銃ですね。

 

こっちはかなり新しいサコー。

 

 

ショートカービンタイプで

銃身にフルートの入った

マウンテンライフルですが、

モデル名はブラックベアーだったかな。

 

銃身一体型の

スリングスイベルがイイですよね。

 

マクミランのカスタムライフル発見。

 

 

なんだろう、

この全身にまぶされたような

白い粉状のモノは。

 

ご本人は全く気にしていないようだったんですが、

ボクだったら歯ブラシとかで

丁寧に掃除するんだけどな〜。

マクミランですからねえ。

 

ま、でもこういった道具として

銃を使うのがハンターとしては

普通の感覚なんで、

ボクみたいな人がちょっと

変わっているんですよねたぶん(笑)

 

ティッカライフルに

GRSストック。

 

 

スコープはブッシュネルの

タクティカルタイプ。

 

この方はボクと同世代なんですが、

やはりこういうちよっとした

コダワリのある銃ってのは

見ていてグッと来ますねえ。

 

ハンターに最も愛されている

オートマチックライフル、

FN BARの裏側。

 

 

ボルトのロッキングラグが

3つもあるんですよね。

 

 

確かに、

これなら.300ウィンマグナムでも

大丈夫なハズですよ。

 

今回ゼロインしたのは左のスコープ。

ツァイスディアバリ3-9×36です。

 

 

ホント、このスコープ最高です。

もう大好きですディアバリ。

 

1発目。11時5点。

 

 

結構上にズレちゃってるなあってんで

クリックして下げて、

2発目が4時6点。

 

うわ下げ過ぎた、って少し戻して

3発目10点でゼロイン完了です。

 

 

 

1983年のGuns

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ネットオークションでたまに買うのが、

こういった古いアメリカの銃雑誌。

 

 

昨年もこのブログで、

ボクの生まれ年1969年の

シューティングタイムスという

雑誌を紹介しましたが、

今回は表紙に

HK MODEL 940 .30-06 RIFLE

のキャッチがあったのを見て即買いしました。

 

定期購読申し込みハガキなんかも

付いていて、

ほぼデッドストックな感じ。

 

 

アメリカの銃雑誌には

必ずスタームルガーの

広告が大きく入ってますよね〜。

 

 

昔の「狩猟界」に

ミロクの広告が毎回バーンと入っていたのと

同じなんだと思います。

 

あ、MGCのエースポントが紹介されてるじゃん!

とか思っちゃうヒトは

完全にモデルガンマニアですからね(笑)

 

 

言うまでもなくコレは本物の

エイムポイントですが、

ボクも一瞬、「MGCだ!」

と思ってしまいましたが何か?

 

チャーターアムズの

オートマチックピストルだそうですが、

こんなヘンテコなやつが

あったんですね〜!

 

 

チャーターアムズの広告はコレ。

 

 

コルトのエージェントは

アルミフレームだけど

チャーターアムズは全鉄製だから

絶対にこっちの方がイイよ、

みたいな感じなんだと思います。

 

確かにエージェントはアルミだけど、

コブラとかディティクティブとか、

S&W M10とかなら鉄なんですけどね、

 

ま、価格帯が同じだったんでしょうね。

そっか、それならチャーターアムズですかね。

 

昔の月刊GunのJackさんのレポートで、

コルトエージェントを撃っていたら

途中で銃身が緩んで外れて来た、

ってのがありましたが、

子供心に「MGCのローマンと同じじゃないか!」

と思ったのをよく覚えています(笑)

 

クラシックカスタムライフルの巨匠、

デビッドミラーの広告もありました。

 

 

たぶん、注文しても、

完成まで10年とかかかったんでしょうねえ。

 

もしかしたらこの数年後には、

デビッドミラーさんの

一生分の注文が埋まってしまってソールドアウト、

みたいな状況だったんだと思います。

 

AJAXグリップとか

カーレススコープの広告。

 

 

カーレスはずっと探してるスコープなんですが、

数年前にタッチの差で取り逃がして以降、

なかなか出物にめぐり会えてないのです。

 

どこかで見かけたという

情報をお持ちの方、

ぜひご一報お待ちしております!

 

で、コレがお目当ての

HK940。

 

 

でも特集記事かと思ったら、

見開きだけの紹介で少々ガッカリ。

 

ま、他の記事が面白いから良かったんですけどね。

 

もしかしたら、

過去に月刊Gunで

タークさんが特集した記事が、

世界一詳細なレポートだったんじゃないかと

ボクは思います。

 

ちなみに国内では、

先日公開したボクのブログが

日本一突っ込んだ記事だと

自負しておりますが(笑)

 

表3にはH&Kの広告が。

 

 

SL7ですね。

 

ビアンキのB9ベルトに、

ホルスターはブラックウィドウでしょうか、

ピストルはP7、

ナイフはカミラスと。

 

ああ!ミリタリー半分ポリス半分なこの感じ、

これこそが独特な80年代のH&Kカラーなんですよね〜!

 

このセンスがボクは本当に大好きなんですが、

同じ感覚のガンマニアには

ほとんど遭遇したことがないので、

寂しいような気もする今日この頃。

 

ま、そこは孤高とゆーコトで、

よろしくお願いいたします。

 

ははは。

 

たまには海もイイもので

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今年はなぜだか

とにかくもう千葉での取材が多くって、

東京湾アクアラインを何度往復したか

分からないほどなのです。

 

で、先日はロケの前乗りで鴨川へ。

 

 

海なし県に生まれ育ったボクですが、

真夏の海の家で缶ビールを飲むってのは

やっぱりイイものですねえ。

 

 

夜はもちろん稲垣監督のお店へ。

 

 

今村昌平監督の「楢山節考」以降、

全作品で美術監督をつとめられ、

テレビドラマではトリックシリーズ

全作品の美術を担当、

日本アカデミー賞優秀美術賞なんかも

受賞されているとゆー、

それはスゴいお方なんですが、

焼鳥のウデがまたお世辞抜きで素晴らしいのです。

 

 

実はボク、

稲垣監督の出身専門学校の

直接の後輩に当たるんですが、

なんせ中退なもんですからねえ。

 

ははは。

 

そんな中途半端に

フシギなご縁を感じつつ、

千葉で捕れた鯨のお刺身を

頂きました。

 

 

焼酎のボトルを入れましたんで、

シューター&ハンターの方は

飲んで頂いて結構ですよ〜!

 

 

まだあと半分残ってます。

なくなったらまた入れて下さいね。

 

 

翌日はオーシャンビューが素晴らしい金谷射撃場へ。

 

 

ロケ終了後、

ゲートをくぐろうとすると

何やら2羽の鳥が。

 

ん?キジとヤマドリ〜?

 

 

なんとコレ、

場長手作りの木彫りなんですよ〜!

 

 

 

お疲れさまでしたー!

 

 

 

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